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Doppelzimmer [ボサノヴァ〜AOR]

酷暑も一段落の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

我々「休暇届」もこの秋にはいろいろ慌ただしくなりそうですが、今日のところはさておいて。
以前からちょっと気になっていたユニットを紹介してしまいます。

Doppelzimmer
http://www.geocities.jp/doppelzimmers/

Doppelzimmerは山口遥子さんと古川麦くんによる男女の2人組で、ボーカルとギターのユニットです。
YouTubeでボサノヴァの曲を検索していた時にたまたま見かけたんですが、こんな感じです。



なにやら怪しげな仮面をつけていますがw ライブでは普通に素顔で演奏しているようです。

雰囲気を持ったボサノヴァデュオだなあと思っていたら、かれらは単にボサノヴァだけにとどまらず、まさに古今東西の音楽をレパートリーにしていることに驚かされました。

なんでもヴォーカルの女性の方はドイツの大学に留学していたとかで、英語やポルトガル語の曲のみならず、ドイツ語やフランス語、もちろん日本語の曲まで、彼らのアンテナにかかった”いい音楽”を、それこそ洋の東西を問わず取り上げているのです。

今のところ彼らの唯一のCDと思われるのが、このアルバムです。

『Doppelzimmer』
Doppelzimmer.jpg

01. Brazil
02. The Face I Love
03. Honey Pie
04. すみれの花咲く頃
05. Paper Moon
06. Look to the Rainbow
07. One Note Samba
08. Daisy Bell
09. L’amour est Bleu
10. Tristeza
11. My Favorite Things
12. Irgendwo auf der Welt
13. Tichá Domácnost
14. 故郷の空

このCDは一般では買えないようで、下記のサイトから通販で買いました。
(試聴もできます。)

http://no12gallery.com/log/eid132.html

収録曲をみてもバラエティに富んでいるのがわかると思いますが、なんといっても彼らの魅力は肩肘をはらない軽やかさでしょうか。

我々オヤジ世代の若い頃といえば、洋楽といえばアメリカ、イギリス。それ以外の国の音楽なんて有って無きが如し。(時には自分の国の音楽でさえ。)父親たちが聞いていた音楽なんて古めかしくて聴いてられねえ。そんな感じでした。

でも今の若者達は違うんですねえ。言語も国境も時代さえも軽やかに飛び越えて自分たちの感性にあったものをためらいなく取り込める。正直羨ましくも、またある意味頼もしくも思います。

これからの秋の夜長には結構合う音楽かもしれません。
ちょっと長いんですが、他の魅力的な若いユニットと共演したライブが下記にありますので、紹介しておきます。曲の解説が聴けるのも楽しいですよ。

http://www.ustream.tv/recorded/12256107

(G)
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