小野リサコンサート行ってきました [ボサノヴァ〜AOR]
少し前ですが、オペラシティコンサートホールに、小野リサを聴きに行ってきました。
クリスマスという時期もあり、他に一緒に行ってくれる人もいなさそうだったので(泣、かみさん孝行も兼ねて誘ってみたんですが、かみさんはこれまでどうやら小野リサを知らなかったらしい。一瞬不安がよぎりましたが、何はともあれ待ち合わせてオペラシティへ。
それこそ20年くらい前に、とあるイベントで聴いて以来の生リサ。彼女の癒しのヴォーカルの秘密を探るべく乗り込んだんですが、心地よいサウンドに身をゆだねながら思い浮かんだのは「母性」という言葉。外見からも、特に二の腕辺りには強力な母性を感じたんですが(笑、やはり彼女の持つ、包みこまれるような声の質感が一番の魅力だということは、衆目の一致するところでしょう。考えてみれば、若い頃からあの母性を感じさせる歌い方なんですからたいしたものです。
ただコアなファンの方には申し訳ないんですが、私は彼女のポルトガル語以外の、特に英語の歌はどうにも受け入れられません。ボサノヴァ特有のノンビブラート唱法で歌われる英語曲は、日頃聴き慣れている歌手の歌い方と比べて、どうしても違和感が残ってしまいます。もっと言えば、この曲を聴くのならあえて彼女でなくてもという... 実際、彼女の世界一周の旅が終わって、本当にホッとしているところです(苦笑。
それに比べて、ホームグラウンドのポルトガル語の曲になるとやはりピタリとはまる感じ。我々日本人が抱いている「ボサノヴァ」のイメージに、見事に一致するんでしょうね。優しい笑顔とあいまって、本当にくつろいだ気分にさせてくれます。
それから、あまり彼女のギターについては語られることは少ないかもしれませんが、右手の無駄な動きがないのに、かなりしっかりした音が出ているのには驚きました。その事をギターの先生に話したところ、彼女のギターは「福岡ギター」という工房が作っていて、先生も弾かせてもらったらしいんですが、物凄く『鳴る』ギターなんだそうです。なるほど納得という感じですが、先生も彼女のギターの演奏自体は、とてもしっかりしているとおっしゃっていました。
さてそんな心地よいコンサートに臨んだ我々はと言いますと、開演前に食事をした時に飲んだビールが失敗でした。気持ち良くなって眠っちゃうよと冗談を言っていたら、本当にかみさんは、三曲目が終わる頃には半分あちらの世界にw 私は私で開演前にトイレに行ったにもかかわらず、同じく三曲目辺りでじわじわとw
どうなる事かと思いましたが、二部構成と聞いた時には天にも登る気持ちでした。休憩時間にトイレにダッシュしたのはいうまでもありません。反省(;´д`)トホホ…
彼女の中で一番のお気に入りはやっぱりこれかな
(G)
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